五ツ星マイスターが語るブレンド米の可能性

皆さんはお米を買うときに何を意識しますか?おそらく多くの方は「コシヒカリ」や「あきたこまち」など、ブランド銘柄や産地を見て購入すると思います。

そんな中でOKOME+は、「ブレンド米」に力を入れています。
皆さん、ブレンド米と聞くとどのようなイメージを持ちますか?

「タイ米と混ぜ合わせた美味しくないお米」
「安売りのためのお米」
「ごまかそうとしてる」

このようなイメージを持たれてる方も少なくないのではないでしょうか?

ブレンド米のイメージを失墜させた「平成の米騒動」

米騒動と聞くと歴史の教科書に出てくる昔の出来事のように感じるかもしれません。しかし、1993年、日本は深刻な米不足に直面していました。同年の日本の米の生産量は979万3000トンと、前年比74.1%にまで落ち込みます。原因は1913年以来、80年ぶりの大冷夏でした。また1991年の不足により、在庫量が少なかったことも拍車をかけました。

これにより、日本は中国・タイ・アメリカ・オーストラリアから緊急輸入をして、量的な問題をクリアしました。しかし輸入されたお米はインディカ米でした。このインディカ米を国産米とブレンドした「ブレンド米」が市場に流通し、「美味しくない」「ごまかし」といったネガティブな印象が植え付けられました。

※翌年には一転して大豊作の年となり米不足は解消されました。

本来のブレンドの役割

本来、ブレンドとは単一銘柄では表現できない味わいを表現するための手段です。コーヒーや味噌など、ブレンドして美味しさを引き立てるのは一般的です。しかしお米に限っては上記の騒動の時の印象に引きづられてイメージが悪いままなのです。

ただし、あまり知られていませんが、高級鮨店や和食料亭などではお米をブレンドすることが一般的になりつつあります。単一銘柄のみでは物足りなさがあるため、複数の銘柄のお米をブレンドしています。  

ブレンド米の可能性

国産米は基本的に全て美味しいです。ブランド銘柄も増えており、それぞれに素晴らしい特長を持っています。

ただしやはりブレンドにしか表現できない味というものがあります。ブレンドすることによって味の表現は無限に広がります。

本来、私たちの味の好みは人それぞれです。それにもかかわらず、皆が有名という理由だけで聞いたことのある銘柄だけを食べている現状はもったいないと思います。

コーヒーのように自分に合うお米を探したり、ブレンドしてもらったりする体験が根付いてもいいのかなと思います。

当店のこだわり

OKOME+では、自分に合うお米との出会いをサポートするためにLINEで簡単に診断ができるようになっています。銘柄ではなく、味や食感の好みに合わせてお米を提案します。無料で簡単にできますのでぜひお気軽にお試しください。

※LINEのお米診断はこちら

また、当店では五ツ星マイスターが一つひとつブレンドしています。お米マイスターはお米のプロ中のプロ。お米の博士とも言われています。
皆さんの好みに合わせて丁寧に手づくりします。

ぜひ皆さんも自分専用のお米を探し、美味しいお米を追求してみてください。
ご相談もLINEより受け付けておりますのでお気軽にお問い合せください。